「今さら簿記なんて」と思っていた50代が、3級に挑戦してみることにした理由

学び直しの始め方
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副業の確定申告について調べていたとき、ある情報が目に留まった。

「簿記の知識があると、帳簿づけがスムーズになる」

そのときはあまり深く考えず読み流していたのだが、開業届のことを調べているうちに、また同じような話に出会った。青色申告の特別控除を受けるには、複式簿記での記帳が必要になる、という話だった。

「簿記か……」

正直、最初に浮かんだのは前向きな気持ちよりも、気後れのようなものだった。

「今さら」「数字が苦手」という気後れ

学生時代、簿記とは無縁の学部にいた。仕事でも、営業や現場の仕事が中心で、経理的な数字を扱う機会はほとんどなかった。

「今さら50代になって、簿記なんて勉強できるのだろうか」 「そもそも、数字を見るのはあまり得意なほうではない」

そんな気持ちが先に立った。同じように感じている人も、きっと少なくないのではないかと思う。

それでも、確定申告や開業届を調べる中で何度も簿記という言葉に出会ったこともあり、せっかくだから、どれくらいの難易度なのか、少し調べてみることにした。

簿記3級は、どれくらいの難易度なのか調べてみた

まず気になったのは、日商簿記3級がどれくらいの難易度なのか、という点だった。

調べてみると、一般的には合格率は35〜45%程度で推移しているらしい。半分弱の人が不合格になる計算になるので、決して「誰でも簡単に取れる」というレベルではなさそうだが、他の資格試験と比べれば、極端に難しいわけでもないようだった。

必要な勉強時間は、簿記の知識がまったくない人で、一般的には50〜150時間程度が目安とされているようだ。情報源によってこの数字にはかなり幅があり、50〜100時間程度とする情報もあれば、150〜200時間程度とする情報もあった。1日1時間程度の学習でも、2〜3ヶ月あれば合格を目指せる計算になる。もちろん、これはあくまで目安であり、人によって前後する部分だと思う。

独学でも目指せるレベルなのか

3級については、独学でも十分合格を目指せるレベルだ、という情報も多く見かけた。テキストと問題集を使い、過去問を繰り返し解くという、比較的オーソドックスな勉強法で対応できるようだ。

また、以前は年3回の統一試験だけだったが、今はネット試験(CBT方式)もあり、都合の良いタイミングで受験できるようになっているらしい。学習の進み具合に合わせて受験日を決められるのは、仕事をしながら勉強する身にとってはありがたい仕組みだと感じた。

簿記の知識は、副業の確定申告にどうつながるのか

簿記の勉強が、実際にどう役立つのかも、あらためて整理してみた。

以前、副業の確定申告と住民税の基本について調べたときにも触れたが、青色申告で最大65万円の特別控除を受けるには、複式簿記での記帳が条件になっているらしい。簿記の基礎(仕訳や帳簿のつけ方)を理解していれば、この記帳作業がスムーズになる、ということのようだ。

資格を取ることそのものよりも、「自分の副業のお金の流れを、自分で把握できるようになる」という点に、実務的な価値があるのだと感じた。

私が実際に一歩を踏み出してみて感じたこと

気後れしながらも、まずは書店で簿記3級の入門的なテキストを手に取ってみた。

正直、最初のページを開いたときは、見慣れない専門用語(仕訳、貸方・借方、勘定科目など)が並んでいて、少し身構えた。ただ、読み進めていくと、「お店が商品を仕入れて、売って、その記録をつける」という、実はイメージしやすい話が中心だということも分かってきた。

まだ本格的に勉強を始めたばかりで、合格できるかどうかはこれからだが、「今さら」と気後れしていたときに比べると、「これなら少しずつ進められそうだ」という感触は持てるようになった。

50代から簿記を学ぶ意味は、資格そのものだけではない

ここまで調べて、実際に一歩を踏み出してみて感じたのは、簿記の学び直しは、資格取得そのものがゴールというより、副業や退職準備を考える上での「数字への向き合い方」を身につける機会なのかもしれない、ということだった。

確定申告、開業届、そして簿記。これらはバラバラの知識ではなく、50代から副業を育てていく上で、少しずつつながっている話なのだと感じている。

まとめ:「今さら」を乗り越えた先にあったもの

簿記という言葉に、最初は気後れしか感じなかった。

でも、実際に難易度や勉強時間を調べ、テキストを開いてみると、「今さら」という気持ちは、思っていたほど大きな壁ではなかったと感じている。

  • 日商簿記3級は、一般的には合格率35〜45%程度、勉強時間の目安は50〜150時間程度(情報源による幅あり)とされていること
  • 独学でも目指せるレベルであり、ネット試験という選択肢もあること
  • 簿記の知識は、副業の確定申告(青色申告の複式簿記)にも役立つこと

50代からの学び直しは、何か特別な才能が必要なわけではなく、少しずつ向き合っていくものなのだと、今回あらためて感じた。もし今、簿記に興味を持ちながらも「今さら」とためらっている方がいたら、まずは入門テキストを1冊、手に取ってみるところから始めてみてもいいかもしれない。


本記事は、筆者個人が簿記の学び直しについて調べ、実際に取り組み始めた記録です。試験制度や合格率、必要な勉強時間は変更される場合があります。最新情報は日本商工会議所の公式サイトでご確認ください。


この記事を書いた人

会社員として営業・運転の仕事をしながら、50代からブログを始めました。将来への不安をきっかけに、会社の肩書きに頼らず自分の力で稼ぐ方法を模索しています。くわしいプロフィールはこちら

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