学生時代から、英語にはずっと苦手意識があった。
社会人になってからも、思い立って参考書を買ってみたり、アプリを入れてみたりしたことは何度かある。でも、たいていは三日坊主で終わり、本棚の隅に単語帳が積まれていくだけだった。
それでも最近、また英語を学び直したいという気持ちが湧いてきた。定年後の楽しみとして海外旅行を考えるようになったことや、ChatGPTなどのAIツールを使う中で、英語の情報にも自然と触れる機会が増えたことが、きっかけだったと思う。
「また同じように挫折するのでは」という不安もありながら、今回はもう一度、英語学習に向き合ってみることにした。
大人の英語学び直しは、受験勉強と同じではダメらしい

まず調べて分かったのは、学生時代のような勉強法をそのまま続けても、大人にはあまり向いていないということだった。
単語を書いて丸暗記する、文法問題をひたすら解く、というテスト対策型の勉強は、社会人になった今、実際に英語を「使う」場面を意識した学習とは、少しずれているらしい。日常会話やメールのやり取りなど、実際に使う場面をイメージした学習のほうが、効果を感じやすいという情報が多く見られた。
思い返せば、これまで挫折してきたのは、なんとなく学生時代のやり方をそのまま続けようとして、続かなくなっていたからかもしれない、と感じた。
日常会話なら、中学英語で十分だった
もう一つ、気持ちが楽になった情報があった。
旅行や日常会話程度であれば、中学レベルの英語知識で十分に対応できるという情報だった。難しい単語や複雑な文法をたくさん覚える必要はなく、基本的な単語と文法を、実際に使える形にしていくことのほうが大事なようだ。
「もっと難しいことを勉強しないといけない」と身構えていた自分にとって、これは意外な発見だった。
目的をはっきりさせることが、継続の鍵だった
漠然と「英語ができるようになりたい」と思っているだけでは、続かないという指摘も見かけた。
「旅行先で困らない程度の会話ができるようになりたい」「英語の記事を辞書なしで読めるようになりたい」というように、具体的な目的を持つことが、継続のための鍵になるらしい。
自分の場合は、「定年後の海外旅行で、簡単な会話に困らない程度」という、身の丈に合った目的を設定してみることにした。大きすぎる目標を立てて、また挫折するのは避けたかったからだ。
目的は旅行だけとは限らない。東京オリンピックの際、通訳ボランティアとして活躍していたのは年配の方が多かったという話も聞く。長年の人生経験に、英語という道具が加わることで、若い世代にはできない形で人の役に立てる場面もあるのかもしれない。そう考えると、英語学習の先にある目的は、思っていたよりも幅広いのだと感じている。
ChatGPTを英会話の練習相手にしてみた
学習方法を調べる中で、ChatGPTを英会話の練習相手にする、という活用法も見かけた。
実際に試してみると、簡単な英文を作って添削してもらったり、日常会話のやり取りを英語で練習させてもらったりすることができた。人間相手だと気恥ずかしい間違いも、AI相手なら気兼ねなく繰り返せるのは、地味にありがたいと感じている。
もちろん、AIとのやり取りだけで実際の会話力が身につくわけではないと思うが、練習の一つの手段として、これまでの学び直しの記事(ChatGPTと副業アイデアを壁打ちしてみたなど)と同じように、AIを日常的に使う習慣が、思わぬところで役立っている感覚がある。
私が実際にやってみて感じたこと
今回、学び直しを始めてみて感じているのは、「今度こそ続けられそうだ」という感覚だ。
理由は、これまでのように漠然と勉強するのではなく、目的をはっきりさせたこと、そして中学レベルで十分だと分かって気持ちが楽になったこと、この2つが大きいと思う。まだ始めたばかりで、大きな成果を語れる段階ではないが、少なくとも「また三日坊主で終わる」という以前のパターンとは、違う手応えを感じている。
まとめ|今度こそ、続けられそうな理由
何度も挫折してきた英語学習を、50代からもう一度始めてみることにした。
- 大人の学び直しには、受験勉強スタイルではなく実践的なアウトプット重視が向いていること
- 日常会話であれば、中学レベルの英語知識で十分対応できること
- 具体的な目的を持つことが、継続の鍵になること
- ChatGPTなどのAIツールを、練習相手として使えること
「50代からでも必ずペラペラになれる」と言い切るつもりはない。習得にかかる時間は人によって大きく違うだろうし、自分がどこまで到達できるかも、正直まだ分からない。それでも、今回は「今度こそ続けられそうだ」という手応えを持てているのは、大きな一歩だと感じている。
もし今、何度も英語学習に挫折してきて、もう一度始めるのをためらっている方がいたら、大きな目標を立て直すより、まずは「自分が英語で何をしたいのか」を、一つだけ具体的にしてみるところから始めてみてもいいかもしれない。
本記事は、筆者個人が英語学習をもう一度始めてみた記録です。学習方法や効果には個人差があります。学習教材やAIツールの内容・仕様は変更される場合がありますので、最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。
この記事を書いた人
会社員として営業・運転の仕事をしながら、50代からブログを始めました。将来への不安をきっかけに、会社の肩書きに頼らず自分の力で稼ぐ方法を模索しています。くわしいプロフィールはこちら。


